恋の願いを叶えるために相手のしぐさから本音を見抜く恋愛心理

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相手を見抜いて恋を叶える。

心理学者のボウルビィは、人と人とが愛情を深めていく三つの要素を指摘しています。  ボウルビィの唱える愛着理論とは「微笑」「肌の触れあい」「視線」 の三つの要素で、 Smile, Skin-ship, Sight の頭文字から「3S」とよばれています。

もともとは親子関係の研究から生まれた理論ですが、これは男女の恋愛関係においても十分に応用できるものです。

私たちは、男女の恋愛を何か特殊な関係、非常に重要な関係と考えがちですが、性的魅力や性的愛情表現の違いこそあれ、基本的には恋も愛も、人間関係の域から出ないものです。

微笑は、相手の関心を自分に向けさせることに効果があります。子供はほほえむことによって親の注意を引きます。親は思わず立ち止まって抱き上げたり、頭をなでたり、要するに子供をかまうのです。

この関係は男女間にもいえることです。無表情に、あるいは儀礼的に「こんにちは」というだけでは効果は薄いですが、ほほえむことによって相手の関心を引くことができます。

笑顔は、基本的に相手への好意を表すサインです。笑顔は、相手をくつろいだ気分に誘います。

デートに不可欠な三つのしぐさ

人がほほえむときは、おそらく視線を相手に合わせているはずです。微笑と視線、この組み合わせは最上の、思いを込めたサインになります。

さて、肌のふれあいを実践するにはちょっと踏み込まなければなりません。腕を組んだり、手を握ることはとても効果的な方法です。

物理的距離と心理的距離の法則にも関係していますが、とにかく相手に触れることが大切なのです。

最初はなかなか勇気がいりますが、デートの移動中、たとえば歩いているときやエレベーターに乗るときなどのちょっとした動きのスキを見つけて、彼の肘あたりをちょっとつまんだりするのも高度なテクニックといえます。

握手が相手にどのような印象を与えるかという実験があります。カーテン越しに相手の顔を見ないで握手をして、「どんな印象だったか」を調査したのです。

結果は、プラスの反応が非常に高かったそうです。「温かみがある」「大人っぽい」「また会ってみたい」など、顔も見ずに握手だけをした相手に対し、とてもいい印象をもったというのです。

次にカーテンをはずして相手を見ます。そして、ただ見ただけで相手の印象を述べてもらいます。結果は「距離感を感じる」「冷たい」などのマイナスの印象が強くなったのです。

愛着をもたせるには、握手はとても効果があります。相手にグッと近づく効果があるのです。  3Sのうち、「微笑」と「視線」は比較的容易に表現することができます。

が、スキンシップは、その機会を見つけられない場合も多いと思います。デートの別れ際は、最後のチャンスです。

「楽しかったね。おやすみ」と言うだけでは不十分です。これに加えて、ほほえみながら、相手の目を見て、手を差し出して握手を求める行為が、次の発展につながっていきます。

別れ際の3Sが、次のデートを約束するきっかけになるのです。 「いまどき、握手を求めるなんて恥ずかしくて」という人は、相手の肘か腕のあたりに軽くタッチングしましょう。

それだけでも、相手には「あなたの余韻」が残るはずです。

不誠実な男は手でわかる

彼を信用してつきあったのに、突然、裏切られてしまう。そんな恋の破局を体験したことはありますか?

世間には不誠実な男は少なくありません。運悪く、そのような男性と縁をもってしまったわけで、腹立たしく、ひどい嫌悪感をもつかもしれませんが、いまさら過去の男性を非難しても仕方がありません。

不誠実な男のウソをあなたが見抜けなかったことも、原因なのです。では、まず、相手のウソを見破る見識をもつには、どうしたらよいのでしょう。

若い女性に非常にショッキングな映画を見せ、映画の事実をそのまま報告させるグループと、事実とはまったく違ったウソの報告をさせるグループの二つに分け、そのときのシグナルを調べた実験があります。

事実を報告するグループは、ごく自然に説得力のある説明ができます。ところがウソをついているグループはいくらだまそうとしても、態度が不自然だったり、喋り言葉がふだんと違ったり、明らかにウソをついているというさまざまなシグナルを発信していることがわかったのです。

不誠実な男のウソを見破るポイントとして、次の七要素を挙げておきます。

  1. 説明のためのジェスチャーや手の動きが少なく、ぎこちない
  2. 体全体の動きが多い
  3. 顔のあちこちに触る動作が多い
  4. 相手の話に敏感に反応し、早口になる
  5. 応答に柔軟性がなくなる
  6. 笑いが減る
  7. うなずきが多くなる

デート中に、これらの要素が多い男性は、ウソをついているかもしれません。こうしたシグナルは、うしろめたい気持ちの表れなのです。さらに、決め手になるのが手の動きです。

  1. メガネをいじる
  2. 煙草を頻繁に吸う
  3. ポケットに手を入れる
  4. 指をもて遊ぶ
  5. 鼻をいじる

などの行動が多ければ決定的といってもいいでしょう。口ではいくら優しいことをささやいていたとしても、これらの動作が目立つようなら、この男性の本音は別のところにあるわけです。

本当の気持ちは、目と口にいちばん表れやすいのです。心とは違うことを言っている男性は無意識のうちにも目と口を隠し、注意をそらすためにさまざまな手の動きが起こっているわけです。

人は、どんなに上手にウソをついたつもりでも、心にある罪悪感から、どこか不自然なふるまいをするものです。このシグナルを見逃すと、突然の裏切りを体験しなければならなくなります。

相手の言葉に疑問や不安を感じるとき、多くの人は相手の目や顔を見つめて本心を探ろうとするのではないかと思います。

しかし、 ウソは顔にも表れますが、手の動きや体全体の動きにも表れやすいので、こんなときは、表情だけではなく、相手のしぐさや体全体の動きに注意するようにしましょう。

大切な話は食事中がチャンス

コーラとピーナッツを一緒に食べながら口説いたほうが効果は高い。これはアメリカの男子学生を対象にした実験結果です。

日本でいえば、ケーキとコーヒーといったところかもしれません。物を食べているとき、人は知らず知らずのうちに気持ちが緩んでいます。口に物を入れる瞬間は心がフッと空白状態になります。そのときに口説けば相手の空白状態にスーッと入っていけるのです。

アフリカの肉食動物が獲物を狙うのも、獲物が何かを食べているときです。防御の緊張状態が一瞬、緩和されるからです。油断の瞬間を狙うわけです。

相手に心理的な緊張感のないときは、こちらの要求を受け入れやすい状態でもあるのです。

あるビジネスマンは、こんなことを教えてくれました。仕事で、どうしても相手に「イエス」と言わせたいときは、とにかく食事に誘うのだそうです。そして、食事中に、要求を示す。

そうすると、「イエス」と言う確率が高いのだそうです。食事中は緊張感も薄れ、空白の状態です。そんなときに、なんらかの事柄を要求される。

人は「イエス」と答えるのはラクだけれども、「ノー」というのは面倒くさいものです。 「ノー」の場合は、その理由を考え、論理的に反論しなくてはならないからです。

食事中は無意識のうちに面倒な思考を避けるものです。だから、 食事中はつい、「イエス」と答えてしまう確率が高いのです。

あらたまって、「ぜひ、相談したいことがあります」と眉をつり上げて相手に要求しても、物事はすんなりとは通らないものです。

なぜなら、そんなときは、相手も眉をつり上げ、本能的に防御態勢に入ってしまうからです。
亀が 甲羅 の中に首を引っ込めているときにいくら要求しても、効果はありません。

相手が首を出して、餌を食べている状況こそが、要求を通すチャンスなのです。数十年前は、女の子を誘うとき、「お茶、飲まない?」と声をかけるのが一般的でしたが、もちろん、別にのどがかわいているわけではありません。

当時の学生たちは、お茶を飲むことが、次につながる自然な流れを導くことを本能的に知っていたのかもしれません。

相手を、ゆったりして気持ちが緩んでいる状態に導くことで、要求を通すチャンスが生まれるのです。

デートのときは相手のこのような心の動きを頭に入れておきましょう。また、デートで気まずくなったときや、相手に重要なお願いをするときなどは、まず食事に誘うことです。

さらに効果を高めるためには、高級レストランの広いテーブルで向かい合うよりは、お互いの体が接近するような、小さなレストランのほうがいいでしょう。

そのほうが親しみが深まるからです。また、相手をクッションのある座り心地のよい椅子に座らせて話した場合の方が説得しやすいことがわかっています。

大切な話をするときには、それにふさわしいお店を選ぶとよいでしょう。

夜のデートが相手を本気にさせる

高校生ぐらいのカップルが昼間の明るい公園でデートをしたり、フラフラ散歩をして、ファストフードで食事をする姿をよく見かけます。

けれども、そろそろ結婚を考える年代になっても、これと同じデートではやはりちょっと困ります。

アメリカでおこなわれた研究です。男女五人ずつが一時間、明るい部屋と薄暗い部屋に入ります。

明るい部屋では一時間中、会話が飛び交い、話題もどんどん展開していきます。10人が10人とも、同じ話題に終始します。

一方、薄暗い部屋では、初めは会話が飛び交いますが、しばらくすると会話は途絶えがちになり、人の移動が始まります。

カップル同士のコミュニケーションが多くなるのです。手を握ったり、肩を組むカップルもいます。

なぜ、このような差が出てくるのでしょうか。

暗い部屋では、恥ずかしさ、ためらいなどが相手に伝わりにくいものです。好意をもっている相手に臆面なく近づくことができるので、カップルになりやすいのです。

どうせ誘うなら夜のほうが、恋愛も発展しやすいというわけです。夜のデートならばうまく発展したかもしれないのに、昼間デートしたばかりに盛り上がらなかった、とか、盛り上がりはしたけれど、なんとなく友達のような雰囲気のままだった、というケースも多いと思います。

ラブレターを書く場合でも、夜が効果的です。気持ちが盛り上がっている状態だからです。  ただし、夜、ラブレターを書いたけれども、翌朝読み返してみたらすっかり白けて、投函するのをやめたという、例もあります。

これにも夜と昼の心理の違いが作用しています。また、彼が、朝、手紙を読んだ場合は、「それどころじゃない」と思う可能性も高いかもしれません。

でも、夜読めば、真剣に考える可能性が高いでしょう。ラブレターを渡すときにも、このトワイライト効果を計算したほうがいいでしょう。

もちろん、夜読ませるように誘導したほうがいいのです。夜、自分の部屋でホッとした気分を味わっているとき、ふと誰かと話したくなるときがあります。

そんな心理状態のときに、手紙を読んだり、電話で話したりすれば、二人の気持ちはグッと盛り上がるはずです。相手の生活サイクルをよく知っておけば、心理的効果はさらに高まるでしょう。

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