結婚しなくていいと考えている男女は多様な結婚の形に進んでいる

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結婚を考えない男女。

恋愛と結婚はまったく別物と考えるならば、「結婚しなくていい」という人たちもいるだろう。反面、国立社会保障・人口問題研究所の調査では「いずれは結婚するつもり」と答えている男女が9割前後もいる。

しかし、「絶対に結婚したい」と考えているのかと言えばそうではない。ただ、多様な結婚の形を考えているようだ。

恋愛は苦手でも、結婚はできそうと考えている男女は多数いる。その中でもオタク自認派は、 20代男女で4割ののぼるといわれている。アニメやマンガ、ゲームにハマる男女はコミュニケーション能力が十分とはいえない。 それが、どれほど結婚生活に支障を与えるのか?

どちらかと言えば寡黙で口下手な彼らが結婚生活をすれば戸惑うのは当然のことだと思う。どんな夫婦でも起こり得る些細なすれ違いが日々の生活のなかで、少しずつ修正していけばすむことである。

昔から、コミュニケーション能力が十分ではない男女は大勢いたはずなのに、70年代まで、ほとんどの男女が結婚できた理由は、コミュニケーション能力を必要としないお見合い結婚があったからだ。

このことからいえることは、コミュニケーション能力が高い男女は恋愛結婚向きであるということだ。もちろんコミュニケーション能力は、結婚後に2人で育んでいけるものでもある。

また、婚活中の男女から、結婚はできそうだけど恋愛が無理だろう!といわれることがあります。一般にいえるのは、口下手で恋愛経験もさほどなく、女性を喜ばせることも知らない。

しかし、年収も平均以上にあり、人柄も良いという男性も多く、結婚生活には向くだろうと思われる。

20代男女の多くが望んでいるのが、恋愛結婚というよりは友達感覚の結婚がある。 たとえば、結婚の利点について調査した国の第三者機関の調査によると、男女(18~34 歳)とも上位は共通な理由で、子どもや家族をもて、精神的安らぎが得られるや親や周囲の期待に応えられるなどが多い反面、「愛情を感じている人と一緒に暮らせる」はとても少なかったのです。

女性は、経済的余裕が持てる、といった回答が少なかった。別の民間の調査でも、やはり未婚女性(20~30代)の結婚したい理由は、「子どもが欲しい」が最も多く、パートナーと一緒にいたいより上なのです。

また、結婚生活に抱くプラスなイメージも、上位は、困ったときに助け合えるや経済的なゆとりが持てるなど。 理想の結婚相手を見ても、一緒にいて、安心と楽しみを感じられそうなどの理由から、恋愛系でいうイケメンなどを大きく上回っている。

いまの若い男女が結婚に求めているのは、安らぎや安心感や楽しいと感じられる、友達のようなパートナーなのです。

恋愛にこだわらない、という良い意味で割り切っている男女は、すでに多様な結婚の形へと向かい始めている。

最たるものは同性婚だろう。 2015年3月、東京・渋谷区で「同性パートナーシップ条例」が成立した。法的拘束力はないものの、同性カップルを「結婚に相当する関係」と認める証明書を発行する、というものです。

翌月には、タレント二人がで純白のウェディングドレスに身を包み、同性同士で挙式をしました。現憲法下では、「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し….。」とされていて、あくまでも両性双方が合意する場合のみに成立する、との見方が強いのです。

そのタレントたちも、渋谷区以外の某区役所に婚姻届を持参したが、窓口担当者に「女性同士なので不受理になります」と言われ、不受理証明を受け取ったという。

しかしながら、いまや職場でも、男女や外国人、あるいは障害を持った方々など、多様な人材を積極的に活用しようという考え方の人たちが知恵を出し合っている時代です。

少なくとも資本主義の先進国においては、さまざまな価値観の人たちが自分なりの審美眼で「これ」と思うものを選べることに、意義がある。

同性婚を法的に認めるか否かはまた別問題だが、少なくとも、多様なスタイルの多様婚に向かう若者を阻害せず受け止める社会の実現が重要だ。 海外ではすでに動き始めている。

2015 年6月、アメリカ合衆国の最高裁判所は、法の下の平等を定めた憲法を根拠に、全米で同性結婚を認める判決を下した。これまで、州の判断により異なっていた同性同士のカップルが、全米どこでも異性婚と同じ権利を享受できるようになったのだ。

多様な人種や民族が集まる欧州でも、やはり同性婚を認める国が多い。たとえばオランダやベルギー、スペイン、ポルトガル、スウェーデン、デンマーク等。イギリスやフランスでも、 2013年に相次ぎ、同性婚を認める法が成立した。

同性婚ほど思い切らずとも、かつてごく少数派と見られていた多様な結婚スタイルを選択するカップルが、目に見えて増えている。

その一例が、大きく年が離れた「年の差婚」 や、外国人男女と結婚する「グローバル婚」、そして妻がおもに稼ぐ「逆転婚」。

ひと昔前なら「そういう相手との結婚はないよね」と見られていた 常識外の男女の魅力を、既成概念にとらわれず、改めて見直そうとする動きだ。

女性では、同年代がバタバタと結婚し焦るアラサー年齢、あるいは出産の期限が迫るアラフォー年齢に、常識では考えられない結婚が多いようだ。他方、男性では、仕事より料理や家事が好き、あるいは家庭に憧れが強い男性ほど早く結婚をへのの思い強いようだ。

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