不倫する女性が別れたいけど別れられないと悩む恋のメカニズム

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不倫には未来がない。彼はあなたと一緒にいるときだけあなたのものであり、二人の関係は、その時間を楽しむだけのものでしかない。

この記事では特に男性に妻や子どもがいて、女性が独身の場合について述べる。

不倫をしている女性は案外多い。そして、その多くが苦しんでいる。不倫は真剣になればなるほど苦しくなるし、その苦しみは通常の恋愛など問題にならないくらい強い。

なぜなら、相手の二股を完全に認めた上での恋愛だからだ。相手がいくら「おまえを愛している」と言ったところで、恋人には奥さんや子どもがいる。そして友人は誰もあなたの味方ではない。

話せば非難されるか、浅はかだと思われるだろう。週末や誕生日、バレンタインデー、クリスマスなどの特別な日には、彼は奥さんのものになる。

この記事は不倫で苦しんでいる人のために書いている。逆に、不倫を楽しんでいる人のためには書いていない。

また、ここでは基本的なパターンについて述べるが、不倫には特殊なタイプもいくつかある。

それはお互いが完全に割り切って付き合っている関係、たとえばお互いにセカンドラバーであったり、恋愛以外の利害関係があって均衡の保たれているものなどだ。それらに関してはここでは取り上げない。

不倫は、はじめは楽しいから無限の苦しみヘ陥る

典型的な不倫の流れとはを書いてみる。

  1. 最初は楽しい。
  2. しばらくして女性は、その男性を独り占めしたくなり、自分が本当に愛されているのかどうかを、いろいろな言動で確認し始める。この行為をしなければ不倫は、次のような流れをたどらない。もちろん、その女性が本当に愛されていることが証明されることはない。なぜなら、その男性には妻や子どもがいて、必ずそこに帰っていくからだ。
  3. 女性の独占欲や愛情を確認する言動に、男性はうっとうしさを感じるようになる。なぜなら、家庭や社会的地位を失ってまで、その女性を愛そうとは思わないからだ。うっとうしさを感じるようになると、男性の心は女性から離れていく。
  4. 男性が離れていくのを見ると、女性は相手の立場を考えてあげられなかった自分を責め、愛されようと努力する。これが最初の苦しみである。
  5. 女性に愛されるようになると、男性の愛情はより浅くなる。愛情をかけなくても、女性が愛してくれるからである。男性は努力する必要を感じなくなり、仕事や家庭にエネルギーをつぎ込むようになる。すると、女性は愛情のなくなった男性に愛されるために、より努力するようになる
  6. 男性によっては、女性が離れようとすると今度は引き戻そうとする。愛されないと不安になるし、都合のいい存在がいなくなるのは惜しいと考える男性も大勢いるのである。
  7. 別れる決心のついた女性は、そこで別れるが、 一部の女性は、いつまでも離れられず、時に自己嫌悪し、時に相手を憎みながら、②〜⑦の間を行ったり来たりする。その間に、お互いに対する依存度は深まり、離れられなくなる場合も多い。多くの場合、不倫は、②〜⑦でできた輪を行ったり来たりする無限の苦しみと言えるだろう。その輪の中にいる限り苦しみから逃れられない。

都合のいい関係を続けている男性の頭の中とは?

不倫は、結婚している男性にとっては、ある意味で都合のいい、おいしい関係である。そこで、ここでは不倫をしている男性の頭の中を見ていくことにする。

彼の優しさは罪悪感の裏返しとして表現される

まず、彼の優しさは罪悪感の裏返しである。不倫を楽しみたい男性は、相手の女性が理不尽な愛を受け入れていることに感謝し、同時にその立場を貫いてほしいと願っている。そして、その罪悪感をできるだけ感じたくないと思っている。

だから、既婚男性は独身男性に比べ、恋人にとても優しく寛大だ。不倫している女性の多くは、これを魅力の一つと感じている。

しかし、この優しさは自分の罪悪感をごまかすために無理に作られた優しさであるため、不安定なものだ。女性が彼の求める関係や距離感を受け入れない場合、男性は怒りを感じる。「これほどオレが優しくしてやっているのに、これ以上、何がほしいのだ―」と感じるのである。

もっとも彼らは、その女性が実際に何がほしいのかを知っているのだが、それを見たくないので見ないようにしている。

相手が自分を好きなのだから、自分に罪はない

不倫をしている男性は、自分の罪悪感をやわらげるため、二人の関係の行方は、すべて相手が決めているというスタンスをとる場合が多い。

不倫していたときに誰に対して罪悪感を感じていましたか?

だれに罪悪感を感じたか?参考:まるごと広報代行サービス PRナビ

だから男性は時々、女性が自分と別れたがっていないということを確認するために、「オレと一緒にいるとお前は不幸になる」「別れるかどうかは、お前が決めてくれ」などと言う。

これを聞いた女性の多くは、自分が飽きられた、あるいは捨てられると受けとめ、この男性の言葉を否定し、より男性に愛されようと努力する。

男性は女性の「別れたくない。あなたを愛してるの」「何でそんなに悲しいことを言うの? 私は今のままでも十分幸せだよ」「ごめん、私、何か悪いこと言った?」などの言葉を聞き、自分の罪悪感を軽減する。不倫は相手が自分を好きだからしていることで、自分には罪がないと考えたいのだ。

男性はこんな理屈で自分を正当化する

このように、男性はどんどん自分に都合のよい理屈をつけ、罪悪感を感じないようになっていく。最終的に彼の心は次のような大義名分を作るだろう。

  • 女性が自分を愛して別れたがっていないから、自分はこの女性と付き合っている相手が別れたいなら別れればよい←だから、自分に責任はない
  • 自分はこの女性に最大限優しくし、喜びや楽しさを与えている←やれることはすべてやっている。だから責められるいわれはない。
  • この女性は自分がいなければ多分ダメなのだろう←だから自分は女性を助けているのだ

このように、罪悪感を否定するための非常にもっともらしい理屈ができあがることにより、彼の心は安定し、安心してあなたとの時間を楽しめる。しかし、彼が罪悪感やストレスを少しでも感じると、必ず右の大義名分に戻り、怒り出すだろう。

自己防衛本能が、自分の罪悪感に目をつぶらせ、大義名分を作るのだ。そしてそれに反する相手を強く責める。自分が正しいということを無理に信じようとしている心理から、そのような行動になるのである。

しかし、自己防衛に必死になっている男性が女性を愛せるはずがないのも事実である。

自分の生活、家庭、社会的地位を男性は守る

不倫している男性が奥さんと別れることは少ない。法律や社会的立場などによって簡単に離婚できないからだ。人がいったん結婚したら、簡単には別れられない。結婚とはそういうシステムである。子どもがいればなおさらだろう。

浮気が原因の場合、その縛りは最も強いと言ってよい

一時は男性も離婚を考えるかもしれないし、たとえ考えていなくても「いつか妻と別れるかもしれない」「もし二人でずらと一緒にいられたら、楽しいだろうねえ」などと言うかもしれない。

でもそれは、たとえ彼があなたに「本気だ」と言ったとしても本心ではない。一瞬の考えか、あなたを楽しませるためのサービストークだ。決して実行には移されることはない。ここであなたが彼の気まぐれや思いつきにしがみつけば、苦しみが増すだろう。

いずれにしても離婚は、実現するにはあまりにもハードルが高い。したがって、あなたが彼に「家庭を壊す」とか「離婚してくれないと別れる」などと脅すようなことがあれば、相手は最終的にあなたを切るだろう。

そのような心理状態にいるので、不倫をしている男性の言葉には相手を動かすためのウソが多い。大義名分で自分を師し、あなたを飼い慣らすためにあなたを踊す。

そのために常に、ぼんやりとした罪悪感がある男性が多い。彼の言葉を鵜呑みにしたら、あなたの心は相手に完全に操作されてしまうだろう。操作される女性は例外なく苦しむ。彼の表面的な言葉に耳を傾けるのは、やめたほうがよい。彼の本音に耳を傾けるべきである。

 

それでも彼と別れられないあなたヘ

これまで、いかに不倫が女性を苦しめ、益のないことかを述べてきた。しかし、それでもなお、彼と別れられないという人に向けて書くことにする。

一時のアヴァンチュールと割り切る

まずは、先ほど話した彼の大義名分を理解してあげることである。これをあなたが完全に認めている限り、不倫は通常の恋愛と変わらない。

あなたは決して彼の家庭に触れてはいけないし、彼の本当の生活を脅かしてもいけない。そうしている限りにおいては、何か悩みがあってもそれは不倫の悩みではなく、通常の恋愛の悩みととらえてよいだろう。

今を楽しむのが不倫の極意と言える。不倫に未来はない。そして、結婚というゴールがないため、多くの場合はいずれ終わりが来る。あるいは可能性は低いが、いつまでも不倫相手として社会的に認められない関係を続けることになる。

不倫の未来に関してはいくらでも予想できるし、実際いくつもの例を見ているが、ここでは避けることにする。ほかの人がそれに関してはいくらでも助言をくれるはずだ。

しかし、一つだけ考えてみてほしい。人は誰でも歳をとる。肉体的な魅力は永遠ではない。その不倫関係が終わったら、あなたは何歳になっているだろう?

どうしても彼を独占したいときは

また、不倫相手の気持ちが冷めてしまった場合、彼をもう一度振り向かせたいと思うのであれば、前述した「彼との関係を復縁させる可能性を高める恋愛回路の作成法」を参考に行動してほしい。相手はあなたのところに戻ってくるはずだ。

ただ、彼が奥さんと別れることはないだろう。そのとき、あなたの心がすでに冷めていたら、これは別れるチャンスである。

彼と別れ、未来のある通常の恋愛を選ぶほうが苦しみは少ないし、賢い選択だと考える。しかし、まだあなたが彼をあきらめないとしたら、未来のない不倫関係がさらに続くことになる。

万が一、相手があなたのことを本当に好きになったら、「私を選ぶか奥さんを選ぶかどちらかにしてほしい」と迫るよりほかない。そうすれば、相手は、どちらかを選ぶはずだ。そのためには相手があなたのことを、本当に好きで好きでたまらない状態にしないと意味がない。

彼をストーカー状態と言えるくらいに夢中にさせれば、彼はあなたのことしか考えられなくなるだろう。そのときに「奥さんと別れないなら、私たちは終わりだ」と彼に選択を迫るのだ。

しかし、それでも成功率は低いだろう。僕のこの方法は「人生におけるほとんどの選択は、一時の強い感情が決めている」という人の性質に基づいて作られているが、離婚という選択はものすごくパワーがいるからだ。

一時の感情で別れることができないように作られた、とても完成度の高いシステムが結婚なのである。

本当に彼を好きでいられるのか?

もう一つ心に留めておいてほしいのは、「彼との関係を復縁させる可能性を高める恋愛回路の作成法」を用いたこの選択は、成功してもリスクが大きいということだ。

彼が奥さんと離婚し、あなたと結婚したとき、あなたと彼は多額の慰謝料や養育費を離婚した奥さんに払わなければならないであろうし、社会的制裁も受けるかもしれない。

この方法を使つたら、後にはひけない。いったん話が進むと元に戻せなくなるのも、結婚というシステムの特徴だ。また、彼があなたを好きになり、奥さんと離婚し、あなたと結婚するまでに半年から数年を要するはずだ。そのとき、あなたは彼の本性を見るだろう。呆たしてそれでもあなたは彼を好きでいられるだろうか?

あなたの感情もまた一時的なものである。離婚するまでの間には、いろいろなことが起きるだろう。だから、この手段はお勧めはできない。

とにかく、不倫をして辛い思いをしているなら、僕はどうしても今すぐに別れることを勧めるだろう。これが一番痛みの少ない方法だからだ。早く別れれば、彼のことを恨まずにいられるだろう。

とは言っても、不倫をしている女性の多くは、それができないだろう。それは、薬物依存の患者か、新興宗教にはまった信者のようなものである。

どこかで何かおかしいと気づいてはいても、彼だけは違うと盲目的に信じようとし、男性の口先だけの言葉に踊らされ、苦しみを感じ、恨みながらも彼と離れられないのだ。

今までの例を見ていると、不倫をしている女性が別れを決意するのは、本当に疲れ呆てて、突然吹っ切れるパターン、ほかに好きな人ができたパターン、相手に強引に別れを告げられるパターンの三つだ。

まとめ

早くから自分で関係を切ることのできる女性は、最初から不倫で苦しんでいない。もし本気で別れたいなら、携帯電話の番号やメールアドレスを変え、着信拒否にし、物理的に完全に離れてしまうことだ。アルコール依存症の患者がアルコールをやめるときのように。

ただこの場合、あなたは結果的に、彼に執着心を持たせていることになり、本気であなたを好きになった彼は、必死であなたの心を取り戻そうとするだろう。だが、もし二人の関係が戻っても、また元の泥沼が待っているだけである。

三十歳を過ぎ、不倫相手に捨てられ、相手を恨みながらシングルで一生を終える人生を勧めない。

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